日々のこと

スマホと「いま、ここ」

何もしてないのに一日が終わった、最近なんか充実していない。
そんな風に思うのはスマートフォンのせいだとしたら、どうだろう。

スマホは私たちの生活を便利にしているけれど、同時に目の前の楽しさを奪ってしまっているかもしれない。

そんなわけで、今回の記事ではスマホにたくさんのアプリを入れてみて私が感じた弊害と、『時間術大全』という書籍を参考にした対策をご紹介する。

スマートフォンに使われることで、今ここを楽しむことができなくなっていることに気がつけるはずだ。

先に結論を言ってしまうと、スマホのSNSアプリやニュースは消したほうがいい。

きっかけ

昨日、本屋さんでスマートフォンの整理整頓というような内容の本を読んでみた。その本の中では自分がよく使うアプリケーションの配置の仕方であるとか、その作者さんお勧めのアプリケーション等について書いてあった。

スマートフォンを使えばTwitterやLINEなどのコミュニケーションツールがたくさんあり、今や私たちの生活に欠かせないものである。それら使用することで仕事を円滑にすることもできるし、Twitterやニュースサイトから情報を収集することができる。

本を読んでみて、様々なアプリを入れて、配置も工夫して1日を過ごしてみたにだけれど、1日でこれはよくないなと感じた。以下に3つの理由をあげる。

スマホに夢中になって体感したこと

⒈一日があっという間に終わる

スマホにたくさんのアプリを入れると、それらを巡回するようになる。

Twitter→Instagram→Facebook→LINE→Twitter→(以下同順)

SNSは情報の更新が早いので、いつ開いても新しい情報が入ってくる。電車の中ではスマホ、歩きながらでもスマホ。スマートフォンに熱中して、1日があっという間に終わってしまった。

⒉目の前のことを楽しめない

そうやって1日の前半を過ごしてから、お昼に家族とご飯を食べに行った

しかし、どうも話していることが頭に入ってこないし。この世界にいるという現実感みたいなものもなかった。

なんというか前頭葉のあたりがすごくカッカしているような感じになっていて、せっかくお昼ご飯を食べたのになかなか味も楽しめず。

スマホのニュースとか投資のトレード情報とかそういうものばかりが頭をめぐっていた。

⒊身体も落ち着かない

前頭葉が熱を持って心が落ち着かないだけでなく、体も落ち着かない。

脚を組み替えることが多くなったし、普段あまりしない貧乏ゆすりもしていた。呼吸もかなり浅く、早くなっていた。姿勢も悪くなっていて、体全体が変な感じだ。

さいごに

だから、スマホのSNSやニュースのアプリは消したほうがいい。

スマートフォンに使われることで、今ここを楽しむことができなくなっていることに気がついたのではないだろうか。もちろん便利なスマートフォンだが、それに使われていると本当に一日が楽しくなくなってしまうし、心身によくないと思う。

まずは一日でもいいので、TwitterやInstagram、ニュースアプリなどを消してみてはいかがだろうか(LINEは流石に消さなくてもいい)。これらのアプリはすぐにインストールし直すことができるから、心配しなくていい

SNSやニュースアプリから新しい情報が入ってこないスマホを試してみると、時間がたくさんあることに気がついてもらえるはずだ。心も少し穏やかになるだろう。

スマホからSNSやニュースを消すことに加えて、自分の時間を取り戻したいと感じている人は『時間術大全』を手にとってみて欲しい。他にも様々な手法がのっているので、1つくらい興味のある内容を見つけられるはずだ。