こんにちは。しんいちです。
今日はバンコクへの移動の日でした。
成田空港第二からノックスクートという飛行機に乗って6時間。
バンコクのドンムアン空港という空港につきました。
たどり着いたときの、湿気た空気。
なぜか空港内に漂うタイ米とカレーの匂い。
英語のほとんど話せない入国審査官、後ろに飾られた国王様の写真。
SIMカードが欲しかったので、空港にある専門店で購入する。入り口で年配の女性が気怠げに一枚の料金表を見せてくる。
100Gバイトが今は200Gバイトになっているという。本当だろうか。
タクシー乗り場かは、タクシーに乗って市内まで行こうとする。しかし、タクシー乗り場には沢山の人が並んでいて面倒くさい。あまり並ぶ気にならない。
仕方ないからバスに乗る。リモバスという、カオサン通りに向かうバスだ。一人150パーツ、五百円に満たないくらいの値段。
一時間かけて市内に来た。
英語は通じないけど、地図を見せればなんとかなるものだ。
バスの運転手は気さくな人だった。
スーツケースを引きずって街を歩く。舗装されていないガタガタの道にスーツケースは合わないようだ。
夜についたので、道路にはお酒を飲む人が溢れている。ただでさえ狭い道路に、椅子とテーブルを並べて、さも、そのお店が道路まで所有しているかのようだ。
いくつもの酒場で、バンドがライブをしていて、その熱気はすごい。街の中に生のライブの音楽が溢れている。
東京ではライブってお金を払って観にいくものだけど、ここでは街の至るところから聞こえて来る。
時には暴力的なまでにうるさい。
宿の一階は酒場になっている。零時を回っても、熱気が収まる気配がない。部屋にいても、外から人の陽気な話し声が聞こえる。タイ語も英語も、良く知らない言語も混じり合って。
でもその音も、普段なら煩く思うかもしれないが、今は船の上で聞こえる波のように心地いい。長旅で疲れた体には、ちょうどいいざわめきだ。