日々のこと

iPhone中毒から脱出するための方法を考えてみた

スマートフォンが普及して、このサイトを見ているほとんどの人が持っていると思います。

スマホは非常に魅力的です。SNSをスクロールすれば新しい情報がどんどん入ってきます。Instagramに投稿すれば誰かが反応してくれたり、LINEを見たら家族や恋人からメッセージが来ていたり。

それだけではありません。仕事のチャットが入っていたり、動画編集をしたり、ブログの構想を練ったり、文章を書いたり。もはやパソコンでやってきたほとんどのことが、スマホでできるようになった気さえします(まだパソコンじゃないとできないことが多いですが)。

私は仕事の際にTwitterやDiscordというコミュニティで情報収集をします。日々新たな発展があり、新しいプロジェクトの誕生する業界にいるので、日々刺激的ではありますが、常に情報をキャッチアップしなくてはいけないという義務感みたいなものも生じています。

だからこそSNSを情報収集のツールという名目でずっと見てしまうわけです。確かに仕事で必要ではありますが、ある程度時間を決めるなどしないと、ずっと見てしまいます。

そしてSNSの場合は余計な情報も入ってきてしまうので、いい影響ばかりではないと感じています。スマホでSNSを見る以外にもやりたいことはたくさんあるのです。

最近買った「私たちはどこにいるのか」を読みたいとか、「お金の学校」を読みたいとか、文章を書きたいとか、絵を描きたいとか。そういったオフラインでのやりたいたくさんのことに対して、スマホを優先してしまうわけです。これではいけないなと思うようになりました。いや、ずっと思っているのですが、なかなかやめられません。

だから今回は自分がスマホを触ってしまうトリガーを探すことにしました。今までスマホを特に使用してしまうのは「休憩」の時だと気がつきました。仕事の合間や、仕事が終わった時、寝る前の時間。そういうときにだらだらとスマホを見てしまいます。だからもう「休憩=スマホ」の公式をやめて、「休憩=読書」に公式を変更しようと思っています。

これは多分自分にとって心地いい流れです。好きなことは文章を書くことと、本を読むことなので、そういった好きなことに日々の行動をシフトして行こうとしています。

というのもスマホをだらだら触った後はなんとなく後味が悪いからです。ああ、また時間を使ってしまったという後悔の念しか残りません。後悔すると嫌な気分になってどんよりしてしまうので、嫌な気分にならないように、自分の気持ちが上向くように、スマホの使用を制限しようと思いました。

「休憩=スマホ」の公式を切り替えるためにも、「休憩要員」としてスマホに入っていたアプリも全て消しました。息抜き用のゲームとSNS全般です。あと、Kindleやnoteも消してしまいました。一見有用そうなツールに見えても、他の物に気を取られてしまうのがスマホです。今はカレンダーとメモ帳くらいしか画面トップに出ていません。

こういう方法は昔から知っているのに、ついつい気まぐれでSNSのアプリを再ダウンロードしてしまいます。これはどう仕様もない気がするのですが、いつでもアプリを再ダウンロードできるという利便性も考えものです。

SNSやニュースを全部消そうという極端な提案をしているのが、GoogleやYoutubeで働いていた2人です。彼らは「気の散らないスマホ」を提案しています。というのも自分たちがみんなにGmailやYoutubeを見てもらえるように設計したのに、自分の時間が大幅に奪われていると気がついたからだそうです。私たちがついつい見てしまうサービスの設計をした2人が、そのサービスの魅力から逃れる手を解説してくれるというユニークな本でおすすめです。