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腸内細菌はわたしたちの性格に関係している

こんにちは。しんいちです。

先日WIREDの記事で「性格は「腸内細菌」によって決まる:研究結果」という記事がありました。以前から腸内細菌について興味を持って調べていたので、久しぶりに腸内細菌と僕らの関係について調べてみました。特に今回は「性格」と腸内細菌の関わりについてです。

腸内細菌とはなにか

まず「腸内細菌」という言葉を聞いたことがない人もいるかもしれませんね。腸内細菌とは、文字通り私達の内臓である「腸」という器官の中に存在する「細菌」のことです。人間の腸の中にはおよそ1000兆個の細菌がいると言われています。その重さはなんと1kg前後。顕微鏡で見るほど小さな細菌がたくさんお腹の中にいると思うと不思議な気持ちです。

そして腸内細菌には種類がたくさんあります。人間ではおよそ1000種類以上の細菌がいます。その中でも主に3つの細菌にジャンルを分けることができます。①善玉菌②悪玉菌③日和見菌の三種類です。①善玉菌についてはヨーグルトの宣伝文句などで見たことがあるかもしれませんね。実際にヨーグルトやキムチなどの発酵食品に多く含まれています。③の日和見菌は状況によって善玉菌にも悪玉菌にも手助けするどっちつかずなことからその名前がついています。それら三種類の腸内細菌の理想のバランスは善玉:悪玉:日和見=20:10:70と言われています。今の時代に生きる人々は突然変化した食生活によってこの悪玉菌のバランスがわずかに増えていると言われています。

バランスが崩れていることを理由に20世紀病と呼ばれる、自己免疫疾患、アレルギー、がん、糖尿病が増えているようです。人間の様々な病気に関係する腸内細菌ですが、実は人間の性格にも影響を与えていると言います。

腸内細菌はわたしたちの性格に関係している

腸内細菌は、脳に大きな影響を与えている可能性がある。動物を使ったいくつかの研究で、腸内細菌の状況と脳内で起きる現象との間に、明らかな相関があることが示唆されている。

https://wired.jp/2015/05/01/bacteria-and-mental/

すでに動物を使った実験では、脳と腸内細菌の関係が示されている。例えば、無菌マウス(生まれたときから隔離され、菌を保有していないねずみ)は、通常の腸内細菌を持つマウスに比べて社交的ではなくなる。

同様の研究がラットで行われており、不安を感じる傾向のあるマウスに、大胆な行動を行うマウスの糞便を移植、つまり腸内細菌のバランスを移植した。すると、不安を感じやすかったマウスは大胆な行動を取るようになったという。つまりは、人間の性格に腸内細菌は大きな影響を及ぼしているのだ。

われわれは治療のためにこれまで細菌を殺してきたが、細菌は、身体と精神の健康のために不可欠な存在であることがわかりつつあるのだ。

https://wired.jp/2015/05/01/bacteria-and-mental/

腸内の細菌のバランスは我々が食べるもので変化するという。自分が日々食べているものが自分の性格にまで影響していると思うと、なるべく好ましい影響を与える食べ物を食べたいと思うものだ。
もしかしたら今後、腸内細菌の移植によって自分の性格を変えられるような時代が来るかもしれない。