こんにちは。しんいちです。
1月1日からブログを毎日更新して、今日で100日目になりました。
文章を書き続けることで、皆さんから反応を頂いたり、自分が文章を各スピードが上がったりといろいろな変化がありました。
その中でも特筆したい気づきが
「量」も「質」も大切だ
ということです。
量と質のどちらが大切か
ビジネス書にはとりあえず60%の完成度でも提出してしまう、完了主義があります。ホリエモンさんも同じようなことを言っていたと思いますが、100%の完璧を目指しても結局完璧なんてものはないという話です。完璧を目指す人ほど、結局何も完成せずに進むことができないという話でした。私ももともと完璧主義な面があったので、いままで様々なチャンスを逃してきました。
今回ブログを書き始めたときに何でも良いから必ず毎日更新しようと思いたち、風邪を引いたときにいたっては200文字くらいでしたが、それでもブログを更新し続けました。一方で読者にとって読みやすい文章、わかり易い文章という視点は少しづつ忘れてしまいました。まずは更新することが全てだったのです。
先日自分の文章を読んでいただいた方から、「読者が最後まで読めてしまう」ための工夫をする余地がある、というご指摘をいただきました。確かに久しぶりに読んだ自分の文章はわかりにくくて、無味乾燥なものもたまにありました。ブログだけでなく、仕事の文章でもそうです。読者にとって読みやすい文書、最後まで読んでもらえる文章にする工夫ができていませんでした。推敲をあまりしないで投稿していた文章も多くあります。
魅せるという意識:最後まで読まれる文章がいい文章
自分の文章というものに改めて向かい合ったときに、改めて「文章の書き方」について学ぼうと思いました。そして今日読んだのが「新しい文章力の教室」です。この本はメディアとして有名なナタリーの文章術について、その方法論が惜しみなく公開されていす。
そしてそこでも「良い文章とは完読される文章である」とありました。最後まで読者の方に読んでいただけるような工夫をしていくこと。量だけではなく質の問題です。
「敏」:早く、それでいて丁寧
能楽師の安田登さんという方が定期的に開催される「寺子屋」というものがあります。そこで「敏」についての話がありました。「敏」は「俊敏」の敏なので、何かが早いことだと思わえます。しかし「敏」とは雑に早いわけではなく、丁寧なことなのです。丁寧にやろうとしてゆっくりになってもまたよろしくない。冒頭から述べている量と質の問題では、どちらも必要だということが言えます。
一方で、今だからこそ質に目がいったとも思います。毎日毎日書き続けて、最近まで精一杯で気が付かなかった質の話は、書き続けてきたからこそ指摘していただけたことでもあります。今までは量を重視してきましたが、今後は少しづつ最後まで読んでいただける、わかりやすく見やすい文章を心がけていきたいとおもいます。