若者の住宅ローンの借金が過去最高額へ(旅をするように暮らせればOKです)

こんにちは。しんいちです。

今朝、以下のようなニュースをみました。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO47064420X00C19A7NN1000/
若者が持ち家を購入し、ローンの返済で困っているという話です。

内容をまとめると、以下のような内容でした。

  • 20~30代の借金は過去最高
  • 30代の持ち家購入率が2000年に46.6%だったのに対して、15年は52.3%
  • 18年の家計調査では、世帯主が30代の家で負債1329万円に対して、貯蓄が半分以下

持ち家を持つことで負債が増える20,30代が増えていると言います。
ではその背景にはどのような原因があるのでしょうか?

この記事では以下の3つが理由として挙げられています。

  • 住宅ローン金利の増加
  • 企業の社宅、賃貸補助が減った
  • 都市部に人工が集中しているため、価値が下落することがないという見込み

特に最後の勝ちが下落することがない、と言う考えには家が資産である、と言う考えが上げらます。しかし、ローンを完済してからやっと資産といえるわけであり、それまでは負債でしかありません。また、ローンは家を買うのに余計な手数料がかかり、新品の家を購入した場合も、あなたが住めばすぐに中古となり価値が下がってしまいます。そう考えると、本当に持ち家は資産なのでしょうか?

持ち家は資産なのか?結論から言うと、ローン完済しないと負債です

ローンを組んで支払う場合、それは負債であり、借金です。

この記事の中でも、住宅ローンを借りたほうが月々10万円お得だ、と判断して家を購入した事例が載っています。しかしローンは負債借金です。

将来の自分が働き続けるという前提で借金をするわけですが、数年後に自分が健康であるという保証もありません。何が起こるかわからない中で、住宅ローンは重くのしかかってきます。

そのような観点から私は持ち家を買う予定がありません。

また、日本においては少子高齢化の影響を受けて空き家が増えていくと考えられています。

そうすると本当に家に借金をする価値はあるのでしょうか?

最近見つけた面白い話で、地方では0円で借りれる家が増えてきていると言います。

0円借家:家は余るところには余っています

https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2019/06/0_3.php

上記のサイトでは「0円借家」についての記事です。

現在0円借家がどれくらい存在するのかがまとめられており、岩手、福島、宮城では賃貸住宅の内、10%ほども0円借家が存在すると言います。

これには震災の影響もあるでしょうが、他県にも数%ですが無料で住める家が存在するのは事実です。

ではなぜ無料なのでしょうか?

家というものは人が済まないとどんどん古びていくものです。

空き家の管理は非常に手間とコストがかかるために、無料でもいいから誰かに住んでもらってハウスキーピングしてほしいという考えがあるそうです。

安く住みたい人と、家をきれいに管理してほしい人のウィンウィンの関係です。

このままいけば空き家が増えていくことは明白ですので、このような無料で住める家というのは増えていくかもしれません。

住み放題サービスの普及:注目プロジェクトADDress

増えていく空き家をリノベーションして、他拠点生活をできるようにしたサービスも開始されています。それがADDressというプロジェクトです。https://address.love

公式サイトのコンセプトには以下のようにあります。

Live wherever you love.
これからは、マイホームだけではなく、
さまざまな地域にある家を、シェアして暮らす時代。
スタイルに合わせ、選んだ場所で、お気に入りの自由を過ごす。
そこで生まれる繋がりが、人生をもっと豊かにする。

好きな場所で、好きな時間を、好きな人と。
ADDressから、新しい生き方をはじめよう。

月額4万円から、同社が提供する拠点に住み放題という魅力的なプロジェクトです。w

私も理想としては「旅するように暮らす」ことを目標にしています。
そのような価値観の人が増えてきているのかもしれません。

金融庁の試算で、老後資金が2000万円必要であり、自助努力が求められる、と発表されました。(政府は撤回?しましたが)

今後は家についてもどのような選択をしてくかが重要であり、そのためにも情報を色々知っておくことが大切だと感じました。