THINKING LIFE

「数学嫌い」が日本の問題になっているらしい:自分の経験から何が課題か考えてみます

こんにちは。しんいちです。

今日は以下のようなニュースを見ました。

「私大文系に数学は不必要」という迷信が根強く残る3つの理由 日本は世界有数の「数学嫌い」国家だ!

この記事の中で特に気になったのは以下の3点だ。

理由1:経産省主導でAI時代に向けて数学を重視する政策

理由2:日本だけに見られる「文系」「理系」の分布

理由3:日本特有の数学嫌い

私も数学が得意なわけではありません。大学受験の時には最も苦手な教科の1つでした。

センター試験でも一番点数的に足を引っ張ったのが数学です。

なので「数学嫌い」になる気持ちもよくわかります。

個人的な思いですが、問題の根幹はやはり「教育」にあると思います。

私が数学を苦手になったのはいつ頃からか考えてみました。1つの理由として、大量の数学問題が宿題になり始めたことです。

例えば次の授業までに100問を解いてきてください。授業で答え合わせをします。その時に1人づつ当てるので答を黒板に書いてください。みたいな。

どの問題が当たるかわからないので、全ての問題の答えを写していました。宿題が終わらないので。

そうやって問題を時間をかけて解くということをしなくなりました。

授業で当てられないために、大量の宿題をただ終わらせるための答え写し作業が数学になったのです。

考えることをしなくなった私にやってきたのが、センター試験です。

センター試験は1時間で数学の問題を解くものです。問題数が多く、解答力の速さが求められます。また、穴埋め形式なので、形式にそえば解けるというものです。しかし問題は数学の解放は1つではないということです。

問題数が多いことで考える時間が少なく、効率的に応えることが求められます。また穴埋め形式なので、答えのバリエーションも少なくなります。そのためいつからかセンター数学は「暗記」と言われるようになりました。

結局、数学は暗記といわれ、考える時間もなく、しかも考えなくなったから余計にわからない。

そんな悪循環に陥っている中で、私は松葉舎の江本さんに出会いました。

江本さんは本質的に数学を教えてくださる方で、難しい問題をじっくりと時間をかけて解く方法でした。

また、自分が京都大学の受験を目座していました。この大学の入試試験は非常に厳しいことが有名です。

じっくり自分で考えて解かないといけない。

そうしてじっくりと考えるようになってから変化がありました。

今まで嫌いだった数学が楽しいのです。

もちろん問題が解けるようになったわけではありませんが、難しい一問の問題が解けた時に、論理的に美しい解放に気付いた時は感動を覚えました。

このような感動、経験があるかないかで数学を好きかどうかは変わってくると思います。

実際に本文の中でも

「定理や公式を導くプロセスを理解したこと」、「数学の身近な応用例を理解したこと」、「自分自身できちんとしたプロセスを積み上げて正解に辿り着いたこと」、「何人かで試行錯誤しながら統計データを集め、何らかの傾向をつかんだこと」などの体験をした学生たちは、数学に対する見方をガラッと変えており、上記表の3項目(数学に対する「態度」、「信頼度」、「評価」)に関する意識は一気に良くなる。

と書いてあります。

つまり大量の問題を解かせたり、スピードを重視するよりも、1つの問題をじっくりと解くような教育をすることでこそ、数学嫌いが改善されると思います。