週末土日はカウナスという土地に行ってきました。
今回はそのレポートを2回に分けてお伝えします。
カウナスの概要と行き方
まずカウナスはリトアニアの第二の都市です。リトアニアのほぼ中央に位置しており、2つの川の合流点にある歴史的な町並で有名です。
僕はヴィリニュスに住んでいるのですが、カウナスまでの移動手段は電車かバスになります。
今回は電車を選択し、2時間程度の小旅行でした。
片道4.80ユーロ、学生は割引が効いて2.40ユーロになります。
(片道500円以下です)
電車は自由席で、切符は係員の人がチェックしにきます。
以前友人が購入したチケットを捨ててしまい、再購入する羽目になりました笑こちらは乗り物の切符に関しては意外と厳しいです。
あっという間にカウナス到着。
日本人とゆかりの深い土地:カウナス
カウナスは実は日本と深い関係がある土地です。
というのも杉原千畝さんという外交官の方が第2次世界大戦中に着任していた場所だからです。
杉原千畝さんは第二次世界大戦中にリトアニアで外交官として働き、ユダヤ人にビザを発給。およそ6000人のユダヤ人の命を救ったと言われる方です。
1985年にはイスラエル政府より、多くのユダヤ人の命を救出した功績で「諸国民の中の正義の人」として評価されています。
http://www.sugiharahouse.com/jp
杉原千畝さんは特にカウナスで有名で、宿泊されたホテルには記念のプレートが残っています。
カウナスでは以前からお世話になっている方々に案内してもらいました。
カウナスで日本人が経営する日本食レストラン
13時ごろにカウナスについたので、まずはランチ。
今回は美味しい日本料理が安くたべれるというお店を案内していただきました。
「KAMAKURA」という名前のレストランで、市街の中心部にあります。
KAMAKURAは実際に日本人の方が料理しているので、かなり日本に近い味になっていると思います。
なんとラーメンがあったのでそれをいただくことにしました。
こちらにきてから全くラーメンをたべれていなかったので、ひさしぶりで感動しました笑(あとおまけでチャーシュー丼もつけてくれました)
リトアニアで日本料理を食べようと思うととても高いのですが、こちらのお店は非常に安い値段で日本食を提供しており、味も抜群です。
カウナスにきたら是非一度試して見てください。
カウナス旧市街を散策
ご飯をたべた後はカウナスの街を散策しました。
基本的に街が綺麗なので見てて飽きません。家がボロボロだったりするんですけど、壁のアートとか、崩れたレンガの壁とかそういうのがすごくいい感じだと思います。
とてもラッキーなことに快晴だったので、たくさんの結婚式を見ることができました。結婚式に参加してる人みんなが幸せそうでとても気持ちが良かったです。
アイリッシュミュージックフェスで音楽を楽しむ
夜は無料で行われていたアイリッシュミュージックフェスに参加しました。写真見て分かる通り、小さなホールですが、無料で入ることができます。
またバンドのクオリティもとても高かったです。
カウナスは街が綺麗じゃないという現地の人もいますが、そんなことはありません。
確かにインフラ面ではまだ開発途中ではありますが、16世紀の建物が残っていたり、昔ながらの町並みを感じることができます。
私は東京に住んでいるのですが、東京はどんどん壊して新しい建物を作ります。しかし、カウナスは昔からあるってものを使い続けていて、それが歴史を感じさせてくれるし、魅力にもなっていると思います。
1日目はここまで。
2日目は「アートの街」として人気を集めるカウナスの側面を見ていきたいと思います。