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Netflixで大注目!「バード・ボックス」の感想【ネタバレあり】

「それ」を見たら死ぬ:「バード・ボックス」あらすじ

「バードボックス」は2018年12月21日に公開され、公開から7日間で4000万人以上ものユーザーが閲覧したと発表されました。これはNetflix史上最高の閲覧数です。

サンドラ・ブロック演じる主人公が二人の子供とともに目隠しをしながら、森を抜け、川を下っていく場面から始まります。

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時系列は5年前へとさかのぼり、出来事の発端に戻ります。

妊婦である主人公が病院へ向かったところ、街の至るところで大量の自殺が発生し、大パニックに陥ります。

 

どうやら屋外にいる「なにか」をみると自殺してしまうらしい。

周りの人の助けを経て、一軒の家に駆け込む彼女。

そこで数人の生存者と生き延びるすべを模索していきます。

 

今回の感想を書く上で、ラストのネタバレも含んでいますので、これからご覧になる方はご注意ください。

 

いつ立場が逆転するかもしれないという不思議さ

見たら自殺してしまう「それ」がはびこる世界で、適応し生き延びている人が2種類います。

 

1つのグループは「目の見えない人」

もう1つのグループは「精神に異常をきたした人」です。

 

「目の見えない人」はもともと目が見えないため、「それ」を見ることはありません。また、視覚がない状態で生活してきたため、「それ」のいる、いないに関係なく生活をおくることができます。

 

「精神に異常をきたした人」のグループはなぜかそれを見ても、自殺することはありません。むしろ「それ」をみて「美しい」と言います。

彼らはこの世界で視覚を持ったまま活動できるので、他の人よりも圧倒的に優位に立っています。

 

私達の日常では目が見えないと不便であったり、精神に異常をきたすと病院に入れられたりします。しかし、そのような人たちがある時突然優位になる。

環境が変われば何がどうなるかは全くわかりません。

 

そのことを眼前に突きつけられる映画でした。

 

僕らは視覚に大きく頼っている

またこの映画で普段どれだけ視覚情報に頼っているかを感じました。

目が見えなければ、車を運転することはおろか、歩くこともままなりません。

作中でも突然視覚を奪われた登場人物たちが、なかなか適応できない状況が表現されています。

 

ちなみに映画「バード・ボックス」に影響されて、「バード・ボックス」チャレンジという動画がSNSに投稿されるようになりました。

主人公たちのように目隠しをして街を歩き回る、さらには車を運転する人達が現れました。これに対してNetflixTwitterでチャレンジの中止を要請しています。

NetflixTwitterで「バード・ボックス」チャレンジに中止要請

 

まとめ

「バード・ボックス」は環境が変化したときにどうなるのか、それを深く考えさせられる映画です。

今の世界で「普通」とされる立場とは何なのか。

 

まだ見ていない人は是非見てみてください。

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