日々のこと

気づくと体調を崩している件について:宇宙のリズム:三木成夫

気づくと体調を崩している件について

僕は3日ほど仕事をした後に強い頭痛がでます。とても頭痛いので基本的に何もしたくないです。そこで無理をすると、今度は高熱がでるようになります。
なので、この頭痛が出たら休むというのが大事だということになります。
これは僕の生活リズムなのかな、と。
そう考えると人間には独自の「リズム」があると思います。

朝型と夜型

みなさんはよく夜更かしをしますか?夜遅くまでスマホでSNSをチェックしたり、ゲームをしたりして翌朝眠すぎて起きれないなんてことはありませんか?世間的によく言われることは、「朝型のがいい」「有名な資産家は早起きだから見習うべきだ」などですね。

しかし全員が朝型人間になれるわけではありません。実は人間の遺伝子には朝型か夜型を分ける遺伝子がすでに存在しているそうです。

またこの違いは体内時計の違いからの来ているそうです。体内時計が人間の一日のリズムを作っており、それが我々が朝早起きできるかできないかに関係してくるそうです。 この体内時計のリズムをサーカディアンリズムというのですが、そのリズムが宇宙とつながっているという風に提唱したのが三木成夫さんです。

三木成夫:宇宙のリズム

三木成夫さんは宇宙にリズムがあると言います。宇宙のリズムを身近に感じるのは「植物」が季節によって変わったり、犬猫等の動物に発情期があるように長期スパンで生命にはリズムがあります。それは太陽の動きとも関わっており、宇宙とも繋がります。

しかし、人間はそのリズムから外れてしまっていると、三木さんは言います。 ◦ 人間は本来宇宙のリズムを知っているはずです。電気が一日中ついていたり、夜遅くにブログを書いたり(わたしのことですw)しているうちに、本来のリズムとずれてしまうようです。

ちなみに三木さんは人間の内臓、特に腸は宇宙のリズムにあっていると言います。

腸はちゃんとお腹が空けば音を鳴らし、反応してくれます。脳はカロリーを摂取できるだけしようとするので、腸がこれ以上いらない、というときも食料摂取を勧めてしまいます。

脳が発達したことで、リズムからどんどん外れてしまったんですね。ちなみに、女性は男性よりも宇宙のリズムを感じやすいようです。それは毎月くる女性の日がちゃんとタイミングとしてあっているからだとか。

内臓とこころ (河出文庫)

生命とリズム (河出文庫)

学校は、仕事はリズムに合っているのか

僕が高校生の時、毎朝遅刻してくる生徒がいました。その人はだらしないだとか、やる気がないだとか言われていましたが、本当は遺伝子的に難しかったのかもしれませんん。

会社で九時五時で働くのも、もしかしたらあってない人もいるのかもしれません。

そうすると、全員を画一的に九時五時、土日休みにするのは無理があるというものではないでしょうか。

スウェーデンではフレックスタイム制といって自分の好きな時間帯に働いてよいという制度があります。例えば、週40時間労働だとしたら、木曜日まで毎日十時間はたらいて、金土日で休むなど。

僕は3日ごとくらいに限界が来ます。僕だけでなく様々な人に自分の持つリズムがあるでしょう。それを無理しなくてはいけない現状だからこそ、様々な大事なことがわからなくなり、生きづらくなっているのでしょう。