日々のこと

スマホ一台で生活するのは難しいです:少なくとも紙のノートとペンは必須です

こんにちは。しんいちです。

一時期は「スマホ一台で仕事をする」という言葉に憧れていました。

ポケットに入るスマホ一台さえあればいい。

それさえあれば働くこともできるし、お金を振り込むこともできるし、お会計もできるし、人とも連絡が取れる。

まさに夢のようなツールですし、デバイスが発展するにつれてそれが実現可能になってきていると思います。

そのために私はいろいろな実践をしてきました。

手ぶら生活には限界がある

まず一時期はカバンを持たずに手ぶらで生活するということをしていました。

今でもプライベートのときは基本手ぶらです。

しかし「仕事」をするとなるとなかなかに難しいところがあります。

例えば、私はブロックチェーンのリサーチャーをしていますので、記事を書くときはたくさんの情報を調べなくてはいけません。

パソコンなら画面が大きいので、そこに2,3のウィンドウを開いて同時に閲覧することができます。

一方で、スマホだと画面が小さく、いちいちウィンドウを切り替えねばなりません。

一度なれてしまえばいいものかもしれませんが、自分には合っていませんでした。

おそらく何かを思考する時に、ある程度広い面積というものが必要になってくると思っています。

やっぱりノートとペンは必須

となりますと、やはり紙のノートとペンは必要だなと感じています。

キーボードに打ち込むことと、ペンで手で書くことはまったく異なった思考が生まれてくると思います。

ちなみに私のお気に入りはモレスキンのノートとラミーの万年筆です。

モレスキンは歴史のあるノートで、ある程度の値段はしますが書き心地は抜群です。

また万年筆にも対応しており、本当にさらさらと書けるのです。

また、ラミーの万年筆も受験時代から愛用しています。

三角形の持ち手が自分の手に馴染むように作られていて、軽い力で書けるため、もうボールペンにはなかなか戻れません。

ちなみに万年筆の良い点の一つはエコであることです。

ボールペンは使い捨てですぐに捨ててしまったり、そうでなくても詰め替えではインク交換ではなく、ボールペンのリフィルを交換します。

その点万年筆はインクを吸い上げて使うので、一度買えば基本的にゴミは出ません。

その手で非常にエコであり、「ゴミを出さない生活」を提唱している人の中には万年筆を愛用している人もいます。

スマホは集中力を阻害する

スマホ一台で本当に生活できたら夢のようですよね。

確かにプライベートでは手ぶらでも全然問題ありません。

でも仕事をしたり、アイデア出しをするときなど、ある程度の時間をかけてしっかりと物事を考えたい時には、スマホは向いていないと思うのです。

例えば、ラインの通知が来たり、ニュースが気になったり、友達のインスタのストーリーが気になったり。

様々なことができるスマホは、様々なものへの欲求を次々と運んできてくれます。

そうすると、なにか深く考え事をすることができなくなり、やってくる情報に浅く反応するだけになってしまいます。

今のTwitter上での言説を見ていると、そういう反応だけになっている人が非常に増えているなと感じています。

何かを深く考える、それにはスマホから離れて、自由な思考を広げる必要があります。

その意味で、紙のノートとペンは改めて見直される必要があるものかもしれません。