こんにちは。しんいちです。
自分がリラックスできる時間は、映画を観たり読書をしたりする時間です。しかし、なかなか忙しくて思うように時間が取れていませんでした。
大学生の頃は一日中本を読んでたり、映画を3本とか見ても良かったのですが、一日8時間以上働くとなるとそうはいきません。
「自分の時間」をもう少し取り戻したいな
と思っていた時に見つけたのが「時間革命 1秒もムダに生きるな」著:堀江 貴文でした。
「自分時間」と「他人時間」
実際には新R25の他人に時間を奪われるのは、「生きながら猛獣にゆっくりと食い殺されている」ようなものだという記事を読んでこの本を知りました。
著者は本の中で「自分時間」と「他人時間」の二種類があると言います。
「自分時間」は好きな仕事、やりたいこと、趣味など。「他人時間」とは、望んでいない仕事や、望まない飲み会などのことです。
この本では「自分時間」を増やすことが個人の生活の質を高めるとした上で、以下のような方程式を持ち出します。
「自分時間を増やす+他人時間を減らす→人生の質が高くなる」
「時は金なり」なんてバカらしい
この記事の中で「時は金なり」という言葉を批判して、以下のように述べられています。
ぼくに言わせれば、こんなバカな考え方はない。
この言葉は、時間とお金を「同等に価値があるもの」だとしているからだ。
人間にとって、何より尊いのは「時間」である。
お金など比べものにならない。
この言葉にハッとさせられました。確かに最低限生きていくだけのお金は必要になりますが、「お金」よりも、よりよい「時間」を生きる方が大切だというのは本当にそのとおりだと思います。
「幸せ」と「お金」の関係性
お金がたくさんあれば幸せになれると思われがちですが、「「幸せ」はお金で買えるが“限度額”があり、先進国ほど相場も高かった:米研究結果」という記事では以下のように述べています。
いずれにせよ、「幸せ」の度合いとは極めて主観的なもので、どのような要因がどれだけ幸福に影響するかは人によって千差万別だ。この調査が教えてくれるのは、各地域、各文化で普遍的に見られた、幸福に対する「お金」の限界だろう。誰もがひしひしと感じている通り、やはり「お金」とは、わたしたちを幸せにする要因のひとつにすぎないということなのだ
https://wired.jp/2018/02/27/happiness-income-satiation/
お金はあるにこしたことはありませんが、それ以上にいま、ここで楽しめるかどうかのほうが、本来は重要だということです。
「時間革命 1秒もムダに生きるな」
「時間革命 1秒もムダに生きるな」では「お金」よりも「時間」が大切だとした上で、いかに「時間」を作り出していくかが実例とともに語られていきます。以下は書籍の中で語られる具体例です。
・人々のすきま時間を制する者こそが、ビジネスを制する
・時間を増やすうえでは、「シンプルに考える」ことが欠かせない
・睡眠は「時間を増やす」うえでは、きわめて重要
「自分の時間」をもう少し取り戻したいな
そう考えている人がいたならば、おすすめできる一冊です。