留学に行く前に英語を勉強したいけれど、どんなテキストを使って勉強すればいいのかわからない
という方が多いと思います。
そこで今回は、英語のテキストを50冊以上試してきた筆者が効果を感じたテキストをジャンル別にご紹介します。
- 語学習得の前に読むべき本
- スピーキング・リスニング編
- 単語編
- 文法編
- 発音編
この記事を読むことで、留学に行く前に必要な英語の学習テキストについて学ぶことができます。
ちなみに留学まで1ヶ月しかない!という緊急の方は以下の記事を参考にして下さい。
語学習得の前に読むべき本:留学への心構え
この本は語学のプロフェッショナルであるロンブ・カトー氏の勉強法について書いてあります。
ただの勉強法の本ではなく、彼女の人生と、語学を学ぶに至った経緯、そして仕事のことなどが書いてあるエッセイです。
かなり古い本なので今の人からすると分かりづらい部分もでてくるかもしれません。
しかし、語学を学ぶとはどういうことなのか。
1人の人生をベースに読み解くことのできる良書です。毎度読むたびに刺激を与えてくれる本でした。
ちなみにこのロンブ・カトー氏の本も参照して、英語の「勉強法」に絞った本もありますので、方法論だけ知りたいという方はこちらの本もおすすめです。
【スピーキング・リスニング編】英語を話す最短コース『音読パッケージ』
このテキストは著者が最も効果を感じた英語のテキストです。これのおかげで英会話の土台が出来上がったと行っても過言ではありません。
このテキストは中学生レベルの文章が多数掲載されています。
その文章をすべて100回ほど音読するというスパルタな内容です。
しかし大変な分、効果は抜群です。
【単語編】実用的な文章の中で単語を覚える『DUO』
こちらのテキストは大学受験でも有名なテキストです。
一般的な英単語帳は1単語に1つの意味を暗記させる方式をとります。しかし、単語は一つの意味だけを持つわけではありません。
Bearという単語を辞書でひいてみましょう。Bearは名詞だと「熊」という意味になります。しかし同じ単語でも、動詞としては以下の3つの意味も持っています。
Bear
- 耐える
- 運ぶ
- 産む
この例のように、単語は前後の文脈によって意味が変わってくるので、文章の中で覚える方が効果的です。
その意味で厳選された例文の中にたくさんの単語が詰まっているこのテキストは単語を暗記する上では優れたテキストだと言えます。
上記の音読パッケージと同様に、こちらも耳で聴き、音読します。
通学の電車の中でCDを毎日聴くだけでもかなり効果の実感できるテキストです。
【文法編】基本的な英会話には中学英文法で十分!?
大学受験の文法の試験は非常に細かいものが多いです。日常会話の中でそこまで詳しい文法は必要ありません。
いくつかの本でも書かれていますが、英語の文法は中学生レベルで十分です。
その上で、簡単にわかりやすく英文法を勉強できるのが以下のテキストです。
30日程度で終わる書き込み式のテキストですが、最初やってみると意外と初歩的な文法にも少し穴があることがわかります。
より体系的に文法を学びたい!という方には以下のテキストもおすすめです。分厚いですが、感覚的に文法がわかる良書だと思います。
【発音編】 LとRの発音の違いわかりますか?
英語で重要なのに軽視されがちなのが「発音」の問題です。具体的にはLとRの発音の違いなどが有名ですよね。
海外に行っても日本語っぽい英語の発音のままの人もいます。別に通じればそれでいいとも思うのですが、どうせならペラペラ流暢にカッコよく喋ってみたいものです。
その為にも地道でつまらない訓練かもしれませんが、発音を学ぶことはリスニング能力の向上にもつながる為おすすめです。
留学前に英語学習で役立つおすすめの本・参考書:まとめ
英語の学習方法は人それぞれですが、どれも筆者が最も効果を感じたテキストを厳選してご紹介しました。
英語の勉強をして、土台を作った上で楽しい留学生活を送ってください。
語学習得の前に読むべき本
【スピーキング・リスニング】効果抜群の勉強法:音読パッケージ
【単語】文章の中で効率的に覚える
【文法】中学英文法で会話は十分
【発音】軽視されがちだが英語力向上には欠かせない
留学に行くのが少し不安、という方はこちらも参考にしてみてください。


















