THOUGHT

私がなぜテレビも見ず、ニュースも追わなくなったのか:「ニュースを見ない人々」という記事より

最近おもしろい記事を見かけた。英語のものなのだが、直訳すると「なぜ人々はニュースを見ないのだろうかーなぜならニュースを信じていないか、もしくは価値があると思われていないからだろう。」というレポートだ。

https://www.niemanlab.org/2019/06/why-do-some-people-avoid-news-because-they-dont-trust-us-or-because-they-dont-think-we-add-value-to-their-lives/

内容を上記の記事から意訳しつつ自分の考えも加えていく。

絶えず情報が入ってきて消化不良の現代人(ホモ・スマートフォニクス)

現代のデジタルに接続された人類(ホモ・スマートフォニクス)は歴史上かつて無いほど多くの情報にさらされている。情報が欲しいものか否かにかかわらず、殆どの情報は無料で勝手にポケットに入ったスマートフォンにやってくる。

スマートフォンを使うようになってから、情報の摂取量が増えたと思う。毎日Twitterのタイムラインには様々な情報が流れ、ニュースアプリも様々な情報を提供してくれる。

あまりにも多くの情報が入りすぎて消化不良になっている人もいるのではないでしょうか。
人間が食べ物を食べるときにお腹いっぱい食べすぎると、消化不良になるのと同じように、情報もインプットしすぎると弊害が現れるのです。

その一つが言葉について深く考えないことかと思います。例えば、一時期話題になったフェイクニュースなどもそうです。Twitterで嘘の情報が流れても、衝撃的だったりインパクトの強い内容だったら審議を判定せずともリツイート、拡散してしまい、風評被害が広まるという例もありました。

例えば、震災などの危機的な状況において、嘘の情報が出回ったことは大いに問題になりました。

普通に考えれば偽物のニュースなのに、検証せずに反射的に拡散してしまう。

この例だけでなくとも、情報がおおすぎるとひとつひとつ丁寧に検証することはできません。

本を読むことに関してもそうだと思います。以前の僕はたくさんの本を読むことが良いことだと思っていました。もちろんたくさんの本を読むのは悪いことではないのですが、抜書をしたり、自分のプレゼンを作ったりという、時間をかけたアウトプットの作業が伴うことで、より深く本を読めることに気づきました。

しかしご存知の通り、アウトプットするにはまとめなくてはいけません。
まとめるには何度も深く資料を読み込む必要があります。

なので情報を多くインプットして整理できていないことに加えて、少ない情報をちゃんと整理できていることも大事になってくるのです。

エンタメ>ニュース

しかし、現代人がアクセスしているのはニュースだけではない。ネットフリックやユーチューブ、ゲームなど様々なエンタメに常に触れ続けることになる。そうしたエンタメ要素はとても楽しいために、トランプ大統領やイラン、ブレクジットなどのニュースよりもエンタメを選ぶようになる。


私は10年ほど前からテレビをみていません。たまに旅行先などでテレビをみると特にメリットのない情報の多さにおどろきます。朝からお茶摘みをしているアナウンサーのコメントなど見て、なんになるというのでしょうか。

また日本では特に芸能人のニュースがあまりにも多すぎると思います。

他にもっと重要な政治的、経済的なニュースがあるというのに、誰が付き合っただの、不倫しただのと。気にせずに放っておけばいいのではないのでしょうか。

最近の記事で、日本のニュースがあまりにもエンタメ、芸能の報道に偏りすぎていて、世界と比較すると異常だという記事も上がっていた。

「世界の問題」と「芸能人の熱愛」が同じランクの日本
この状況は、海外の人からみると、違和感を通り越してただただ驚きの状態だという。世界で、そして自国でさまざまな社会問題が起こっているのに、日本ではそのニュースは芸能人のゴシップニュースと同じ位置づけ。それどころか、数日後には世界が注目しているニュースは忘れ去られたかのように、後ろのほうにきてしまうのだ。

http://neutmagazine.com/japanese-yahoo

ニュースを見ない理由の第一位は「ネガティブな気持ちにさせる」こと

以下のグラフを見てほしい。

https://www.niemanlab.org/2019/06/even-people-who-like-paying-for-news-usually-only-pay-for-one-subscription/?relatedstory

こちらはニュースを見ないようにしている理由についての表だ。

イギリスでは一番多い理由として「ネガティブな気分にさせる」、次に「ニュース見ても僕らには何もできない」、三番目に「ニュースを信頼できない」というのが上がっている。

僕もあまりニュースを見ない。理由は上記3つが主に当てはまると思う。

一つは悲しいニュースや、嫌な犯罪のニュースが多くて気が滅入る事、そしてそれが僕に直接的に関係ないことだ。

確かに世間のニュースを知っておくことはだいじだと思う。でも、インターネットによりあまりにも多くの情報が目に入るようになった。その全てに反応していては体が持たない。

消化不良になってしまう。

だからこそ現代は情報を選別し、取捨選択し、自分の内なる言葉にも時間をかけて向き合う必要があるのかもしれない。