「どのカフェにしようかな」
「映画をみようかな、やめようかな」
このようなことで悩んでいるうちに、なぜか1日が終わってしまった。
そんな日はありませんか?僕は結構あります。
「何かやりたいな〜」と思っても、「他に楽しいことがあるかもしれない!」と考えているうちに1日が終わってしまうのです。
しかしある経験から「小さな行動を悩むならば、やってしまった方がいい」と思うようになりました。
この記事ではなぜ小さな行動を起こした方がいいのかについて、私の体験を通して解説していきます。
きっかけ:「小さな行動を悩むならば、やってしまった方がいい」
先日ある映画を見るかどうか迷っていました。
どうにも面白いかどうかわからない。本当にこの映画は観る価値があるのだろうか。
そんなことをしばらく悩んだ後に、なんだか悩んでいること自体が無駄な気がしてきてパッと映画をみに行くことにしました。
結局観た映画はそこそこの映画だったのですが、観て良かったと思いました。
どの映画にも学びはありますし、面白い部分はあるものです。100%の後悔はほとんどありませんし、そうだとしても次に生かせばいい話です。
この経験から小さな行動を悩むのなら大体やった方がいいのではないかと思うようになりました
映画を観るか観ないかで悩む感情を観察
先ほどの例では映画を観るか観ないかで悩むなら、観た方がいいと書きました。
ではどうしてそのように感じたのか、もう少し具体的に掘り下げてみようかと思います。
まず第一に観るか観ないかで悩んでいる自分の頭の中を整理してみました。
そこで気がついたのは「観たい」というのは「なんとなく」なのに対して、「観ない」理由は割と具体的だったからです。
例えば「観ない」理由として以下のようなものが上がりました。
- つまらなかったらどうしよう
- お金が無駄にならないだろうか
- 2時間の無駄かもしれない
けっこうネガティブですね。
でもそれぞれについて考え直してみました。
・つまらなかったらどうしよう
つまらないかどうかは観るまでわかりません。観ないとわからないことで悩むというのは、あまり意味がない気がしました。
一般的に映画のレビューを観てから考えるという人もいるでしょう。
しかし私の場合はレビューの評価が悪くても面白いものはあると思っています。
また逆にレビューの評価が高くても面白くないと感じることもあります。
結局自分で観て、どう感じたかなのです。
またつまらなくても、なぜ自分がつまらなく感じたのかを考えてみると意外な発見があります。
例えば「ハッピーエンドすぎて冷めた」観たいな感情です。
・お金が無駄にならないだろうか
映画って意外と値段が高いです。1900円でした。
1900円があればジャンプコミックが4冊くらい買えます。
結構難しい本も1冊買えるくらいの値段です。
今やNetflixもAmazonプライムもある中で、わざわざ映画館で見る必要があるのか。
これは個人の意見によって違いますが、映画を観てお金の無駄だったと思うことはありません。
これも先ほど書いた通り、どんな物語にも共感したり学んだりすることがあるのです。
・2時間の無駄かもしれない
こちらも難しい問題ですね。こんなことなら他のことをしておけば良かったと思うのはよくある話です。
しかし、もう一方の選択の方が良かったとどうして言い切れるのでしょうか。1つ選択したら、もう1つかそれ以上の選択肢を体験することはできません。
逆に悪い結果につながった可能性もあります。
そう考えるとどの選択が正しかったかどうかなんて、結局わからないままです。
遠藤周作さんの本のタイトルにもある通り、「人生には何ひとつ無駄なものはない」のだと思っています。
まとめ:「なんとなくやりたい」ことは信じられる
ということで今回は小さな行動を悩むなら、行動を起こしてしまった方がいいという考えについてお話ししました。
大きな行動はよく考えた方がいいかもしれませんが、今日のカフェはどこにしようかな、とか、映画みようかな?とか、そういう小さな悩みは行動してしまった方が良いです。
「なんとなくこれがいい」という心、もしくは体の直感は信じるに値すると思っています。
備考:
最後に「小さな行動を悩むならば、やってしまった方がいい」と思ったきっかけの本を紹介します。
人生の最後にどう思いたいかと考えていて、下記の本を読んでいました。