日々のこと

書道で心が落ち着く(心身を整える書道)

こんにちは。しんいちです。

先日は書道をならいに行ってきました。

最近の習い事?としては書道、華道、それから料理といろいろです。

実は高校生の頃は書道部に在籍していました。いくつか大会に出たりもしていたのです。
下の写真は当時僕が書いた字です。(実家に残っていました)

ご縁あって当時の顧問の先生に書道を改めて教えて頂く機会がありました。

墨をするときに心が落ち着く

これは世間一般によく言われていることかもしれませんが、書道の墨をする時には心が落ち着きます。

自分は普段、瞑想を行っているのですがそれに近いでしょうか。

墨の香りと、硯を擦る音と、一定のリズムでするという行為が心を落ち着かせてくれます。

手書きの文字はままならない

今日久しぶりに書道を書いたわけですが、全く上手く書けません!!!!

高校生の頃は一体どうやって文字を書いていたのでしょうか。。。

それでも、体に残っている書き方の名残みたいなものがかすかにあり、それをなぞるように、手繰り寄せるようにしながら文字を書いていきます。

筆先は思うように動かず、それにより白い紙に滲んでいく文字も思ったように書けません。

文字のバランス、紙面全体におけるバランス。そして筆使いなど様々な要素が重なって綺麗な書道が生み出されるわけです。

高校生の頃は気づかなかったのですが、特に大事なのは姿勢と呼吸だと思います。

姿勢と呼吸が文字に影響する

文字を書いた時に、猫背で書くのと、背筋を伸ばして書くのでは全く文字が違います。

また、上手くかけずに焦り、呼吸が浅くなった時と、呼吸が深い時では、圧倒的に深い時のが上手く書けます。

丹田に呼吸が入る感じでしょうか。

座っている腰から下に力が入ることで、上半身は軽やかになり、筆もなめらかに進みます。

これは個人的な感覚なので、みなさんがどつかは分かりませんが。

以前、稲葉さんという方が「醫と藝」という勉強会をやっていました。その中で、全ての「道」とつくもの(弓道、書道など)は医療行為であったといいます。

今回感じたことから、身体が整っていないといい文字は書けないということ。そして、いい文字を書くために身体を整える作法となっていることも分かりました。