BOOK

読書の効能

最近体調を崩していたので、外にあまり出れていませんでした。

ちょうど昨日、本屋さんに足を運んだのですが、これもかなり久しぶりのことです。

kindle(電子書籍)になっていない本で、どうしても気になっていた本があったので見に行きました。

最近、本屋さん最大のメリットというのは「立ち読み」だと思っています。

昔の本屋さんだと、立ち読みだけして買わないから、店主の人に怒られる、みたいなシーンを漫画で見たことがあります。

確かに、本屋さんは買ってもらってこそなんぼなので、立ち読みされて満足されては困るのです。

しかし時代は変わってきました。本のレンタルや、電子書籍の普及、本を読む人の減少など様々な理由から、書店が危機にあると言われています。

では本屋さんの生み出せる価値とはなんなのでしょうか。僕は「立ち読み」が一つの突破口になり得るのではないかと考えています。

電子書籍では「立ち読み」ができません。どういうことかというと、本を買う前にパラパラっと全部のページをめくって、何となく全体を把握するということができないのです。

kindleでは、確かに試し読みとして最初の数ページを提供します。しかしそれは、最初の数ページとか、章だけで、結論部分は見せてくれません。しかし、読者にとっては、全体をパラパラっとめくった時の、目に入った文字群が読みたくなるか、ならないかを決めると思います。ビジネス書とかならば、結論こそが重要です。

「立ち読み」ならば、だいたいのページをざっと眺めて、たまには結論を読んでから、買うか買わないか決めます。

おもしろいことに、「結論が分かったから買わない」ということにあまりなりません(僕だけかもしれませんが)。むしろ、その結論から、どのようにその結論に至るのかという過程が楽しみになります。つまり、結論が魅力的であればあるほどいい。

TSUTAYAカフェは「立ち読み」の観点から良いアイデアだと思います。会員制の「文喫」も、割と良いアイデアだと思います。今後は、「立ち読み」というのりも、むしろコーヒーを飲みながら「座り読み」が流行るかもしれません。

それだと本が売れない、と言われるかもしれませんが、本ではなくコーヒーや、入場券で稼ぐという新しいスタイルも生まれつつあります。

最近はもっぱら「立ち読み」のために本屋に行くようになったので、ちょっと考えてみたことです。