【海外生活】持ち物は7kg以下に抑えるべき理由【ミニマリスト】

持ち物は7kg以下に抑えるべき理由

国内でも海外でも、どこかに出かける前に最も楽しい作業の一つが荷物のパッキングです。あれもこれも必要かも、あれもあると便利かも、なんて考えながら荷物を詰めたら予想以上に多くなってしまった!なんてこともあるかもしれません。

これから海外でしばらく生活するという人は、一体どれくらい荷物の準備をすればいいのか悩むと思います。自分もリトアニアに1年間留学する前はそうでした。

一つの目安として「重さ」を基準にするという手もあります。

そして、海外に行くときに必要な持ち物の目安は「7kg」です。
なおかつ、スーツケースではなくリュックがいいと思っています。

筆者の1年のリトアニア生活と、ヨーロッパの10カ国以上を回った経験、そして現在東南アジアでの生活を経た上で、やはり荷物は「7kg」がいいと思うようになりました。

今回の記事ではなぜ7kgなのか、その理由と荷物を減らす工夫について、そして参考までに私の荷物についてもご紹介していきます。

これから旅をするという人の参考になれば幸いです。

なぜ7キログラムなのか?

なぜ荷物を「7kg」以下にしたほうがいいのでしょうか?理由は最近急速に普及してきたLCC(格安航空会社)の存在があります。

10年ほど前まではJALやANAなどの大手航空会社しか利用ができませんでした。御存知の通り、東京からタイまで8万円ほどします。しかし、ジェットスターなどで有名なLCCを使えば東京からタイまで1万円前後でいけます。

およそ8分の1です。

しかし、この格安航空会社。荷物の制限が多く、追加料金も加算されます。もちろん航空会社にもよるのですが、以下のようなシステムになっています。

  • 機内持ち込み荷物:7kg以下
  • 預け荷物:重さによって追加課金

他にも荷物のサイズなど条件があるのですが、航空会社によって違うので個人で確認してください。

私がおすすめする「7kg」とは、「LCCに手荷物で持ち込める容量」を指しています。

7kgのリュックに収めるメリットは何なのか?

なぜ筆者が7kg以下に荷物をまとめることをおすすめしているかといいますと、主に3つの理由があります。

LCCで預け荷物の追加料金がかからない

先程LCCの預け荷物は追加料金がかかるといいました。この料金が結構馬鹿にならないのです。例えば、ベトジェットという航空会社があります。直近で利用した会社なのですが、20キロの預け荷物に対して、1500円ほど追加料金がかかります。

そこまで高くないな?と思うかもしれませんが、ベトナムからタイに行く飛行機が4000円ほどなのに対して、荷物だけで1500円は高く感じます。

また、事前に予約しておけばいいのですが、仮に当日のチェックインカウンターで重量オーバーしたとなると、1万円ほどの追加料金がかかります。筆者はヨーロッパの旅行の際に、格安航空会社を利用したところ、機内持ち込みできず1万円ほどの追加料金がかかった記憶があります。

荷物が多ければ多いほど、飛行機の移動コストが高くなります。

それだったら現地で美味しいご飯を食べたいです。

飛行機で預けた荷物を待っている時間がなくなる

飛行機で荷物をづけた後、目的地の空港で預けた荷物を回収します。あのレーンでまわっているのを、一人ひとりとっていくやつです。

あれ、まったく自分の荷物が出てこなくて時間がもったいないと感じることがありませんか?預け荷物がなければ、サクサクと空港の外に出て、観光を楽しむことができます。

他の人よりも早く空港から出れるので、並んだりする手間もなくなります。タクシーも取り合いになりません。

また、預けなければ「ロストバッゲージ」の可能性も低くなります。

私は経験したことがないのですが、友人に荷物が届かず1日困る、なんて経験をした人もいます。機内持ち込みで荷物をすべて手元に持っておけば、目が届くので無くす心配がなくなります。

荷物が減ればフットワークが軽くなる

荷物が重いと行動がいろいろと制限されます。

例えば、旅行でも「まずホテルに荷物を降ろして」となりませんか?
リュック1つであれば、空港から直接観光に行くこともできます。

また、単純に荷物が重いと、歩くのもしんどくなりますよね。
短期間の観光であれば、サクサクと観光名所を回らないといけません。

それにはなるべく身軽な方がいいです。

ちなみに、スーツケースではなくリュックがいいというのにも理由があります。それは、日本に比べて海外は道路が舗装されていないことが多いからです。

リトアニアでもタイでも、ベトナムでもそうでしたが、道路が舗装されておらず、少しの雨で水浸しのどろどろなんてことはざらにあります。

スーツケースでガタガタで水たまりのある道をいくのは少ししんどいです。

どうすれば7キロに収まるのか

最後にどうすれば7キロ以下におさまるのか、というはなしです。これは個人でどんどん戸來していってみるしかないです。

コツは

「万が一のものはいらない」

と考えることです。

最近はどの国でも必要なものは現地で調達できます。日本の食事は持っていかないとないかもしれませんが、日用品はなんとかなります。

自分で旅をしながらこれはいらないなー、と思うものを削ぎ落としていくのがまた旅の楽しみになります。

ちょっとした裏ワザ

頑張ったけど、8キロくらいに少しオーバーしてしまった!

という方のために、ちょっとした裏技もご紹介します。

LCCに乗る際に来ているものや、ポケットに入っているものは重量計算されません。そのため、カメラを首に下げたり、分厚い服は重ね着したり、ポケットにスマホの充電器などをすべて入れるなどすれば、なんとか1キロくらいは減らせると思います。

また、空港の人もそこまで厳密でない場合もあるので、本当に状況によります。
ほんの数グラムオーバーしただけで「だめだ!」という人もいます。

なので基本的には7キロにまずおさめるようにするのがベストだと思います。

まとめ

いかがでしょうか。旅の荷物は「7キロ」以下でリュックがいい理由でした。

荷物を7キロいかにすることで、お金が大幅に節約でき、時間も有効活用することができます。なにより、荷物が軽ければフットワークも軽くなり、たくさんの経験をできるはずです。

ぜひ参考にして、荷物を最小限に楽しい旅をお過ごしください。