今日はポーランドの首都ワルシャワに来ています。
今回はワルシャワ、クラクフの二都市を巡ります。
リトアニアの首都ビリニュスからワルシャワまでバスで移動しました。夜行バスでおよそ9時間の行程です。
午後10時にリトアニアを出発し、午前6時ごろに到着しました。(時差が1時間あります)
今回利用したのは「エコライン」というバス会社。
エコラインは片道の値段が17ユーロ(2000円ほど)でした。
一番安いバス会社だったので選びましたが、少し誤算がありました。
前回エストニア・ラトビア旅行の際に使用した「lux express」はペットボトル1本の水が無料でもらえたのですが、今回のバスはありませんでした。水を持ってこなかったので、とちゅうから喉が乾いて仕方がありません。
人間は水分を失うと思考力が大幅に低下するそうです。僕の理想としてる旅人の高城剛さんという方が、常に少量の食料と水を携帯してるとかいていましたが、こういう時のためなんだな、と思いました。
値段が常に一定で安いのですが、シートの幅の狭さや、座席間の広さ、清潔さを含めて「lux express」の方が快適でした。
エストニア・ラトビアの旅行記はこちら
午前6時:ワルシャワ中央駅に到着

朝早くでどこも空いていないので、マクドナルドで休憩します。

その後駅周辺を歩き回り、通貨の両替とSIMカードを購入しました。
ポーランドはEU加盟国なのですが、独自通貨「ズロチ」を採用しています。
当時は1ユーロ=4ズロチくらい。ということは、円と比べると、135円=1ユーロ=4ズロチとなるので、1ズロチ=約44円でした。
またSIMカードですが、駅近くの売店で買えます。SIMカードをセットしてしばらく(15分くらい)まっていると自動で使えるようになります。1ギガバイト=5ズロチなので、220円くらい。かなり安いほうです。売店の店員さんが優しくて使い方を教えて下さいました。
3泊5日の旅なので、1ギガバイトで十分だと判断しました。足りなくなればいつでも駅の売店でチャージできるそうです。
ということで、旅の準備も終わって、最初の観光地文化科学宮殿に向かいます。この建物はスターリンが建てたもので、一部のポーランド人の方はこの建物を気に入っていないようです。

あいにくの天気でしたが、晴れるとさらに遠くまで見渡すことができます。
ショパンミュージアムとショパンの心臓
街を一望したのち、ショパンミュージアムと、ショパンの心臓があるとされる教会を訪れました。


ショパン含めてクラシックには明るくないのですが、手書きの楽譜とかを観るとその熱量に圧倒されますね。当然ながら館内で音楽を聞くことができ、周りを実際の楽譜に囲まれながら聞けるので、とてもたのしいです 。
街中にはコペルニクスの銅像がありました。天動説と地動説の彼です。

その後ポーランドの伝統料理の一つであるダンプリングを食べに行きます。ヨーロッパ風の餃子みたいなものです。

今回行ったレストランはワルシャワ市内に5店舗以上あるため、ダンプリングを食べたければおススメです。
ポーランド・ユダヤ博物館
昼食を食べた後は、ポーランド・ユダヤ博物館へ。


午後3時ごろに入場して、午後5時の閉館まで満喫しました。
このミュージアムではユダヤ人の歴史を最初期から学ぶことができます。
特にこのミュージアムがある場所は、第二次世界大戦中最大規模のワルシャワゲットーがあった跡地に建てられています。この記念碑の前にはいつも花と蝋燭がたてられていて、今でもなお祈りを捧げている人がいるのがわかります。
ホロコーストとは第2次世界大戦中にナチスドイツによって行われたとされるユダヤ人の大虐殺のことです。数年の間に600万人以上のユダヤ人が殺害されたと言われています。
ポーランドは其の中でも重要な土地で、多くのユダヤ人が集められた最大のゲットーもあると同時に、アウシュビッツ強制収容所を含め多くの虐殺の跡を見ることができます。
関連書籍はこちら
夜の町並み
夕食をとり、夜の市内を巡りました。




という感じで1日目終了です。



















