リトアニアについて

留学に行っても英語が上手くならない?【積極的にコミュニケーションを取れば必ず上達します】

留学に行っても英語が上手くならない?

留学にあたって以下のような悩みをよく目にします。

  • 留学に行っても本当に英語が上達するのだろうか?
  • 留学が終わっても話せなかったらどうしよう

この記事では、これらの不安を解決します。

筆者は1年間ヨーロッパのリトアニアという国に留学していました。

英語が一気に上達する人をたくさん見てきましたし、英語がそこまで上達せずに帰ってくる人がいることも知っています。英語が上達する人としない人の違いはどこにあるのか。考えていこうと思います。

<見出し>

  • 英語を話せないまま帰ってくる人は日本人とばかり話している
  • 海外の人と交流できない理由3選
  • 海外の人と話すためにはどうすればいいか【環境を整える】
  • 最低限の英語の勉強は必要です

この記事を読むことで、留学で英語力を上達させるためのポイントと心構えを知ることができます。それにより、せっかくの留学生活をより有意義に過ごすことができるはずです。

英語を話せないまま帰ってくる人は日本人とばかり話している

おそらくこれ以上の理由はないでしょう。

1年間海外にいてあまり話せないまま帰ってくる人の特徴として最も挙げられています。

日本人と集まってしまう気持ちはよくわかります。

知らない土地で日本語も通じない。周りは知らない人ばかりで、心細い中で、日本語が通じる仲間がいるというのは非常に心強いです。

後ほども書きますが、現地の学生や他の国の留学生と話そうと思っても、なかなか最初は怖いものです。文化が違うのでコミュニケーションもなかなかうまく行かない。それに比べて勝手知ったる日本人同士。まあ楽ですよね。

留学していれば否応なく英語を使います。授業でも友達とも、スーパーレジでも、電車の切符売り場でも。母国語以外で日常生活を送るのは非常に体力を消耗します。中学生のときにオーストラリアでホームステイしたときは、毎日夕方5時前に寝ていました。頭がショートした感じでぐっすり眠りについていたのを覚えています。それだけ母国語以外で話すのは体力を使うのです。一方で日本語なら?楽です。頭使わずとも話せます。

海外であるからこそ、日本人と集まってしまい日本語で話してしまうのはよく起こることなのです。

しかし英語を話す機会がなければ、当然上達しません。

語学力の向上を目的とするなら、日本で英会話学校に行ったほうがまだましです。

外国人と話してこそ、実践的な英語力が身につくのです。

ではなぜ外国の人となかなか話せないのでしょうか。

海外の人と交流できない理由3選

外国人の人となかなか話せない理由は個人的に3つあると思ってます。

①コミュニケーション自体が苦手

私が特にそうだったんですがあまり初対面の人と話すのが得意ではないと言うことです。

  • どうやって話しかければいいかわからない
  • 話しかけて変に思われたらどうしよう

いろんな理由があって初対面の人に話しかけるのは気後れしてしまいます。また、たくさんの人と話すと自分が疲労してしまうのでなかなか人に話しかけることができません。

②英語への過去のトラウマ

理由の2つ目としては、英語を話す事への恐怖が挙げられます。自分は英語がある程度できることから、通訳の仕事を任せられたことがあります。しかしその時に全くうまく通訳できず、自分は全く英語ができないんだと強く実感するきっかけになりました。

また、留学の初日くらいに、自分が英語で話かけたんですけど全く相手の言ってることが理解できず、コミニケーションがうまく取れないということがありました。

そのような経験から、英語での会話にしばらく恐怖が伴いました。

海外の人のテンションについていけない

話せない理由3つめは外国人の人のテンションとの温度差です。海外の人は割と毎日たくさんお酒を飲んで朝方までクラブに行ったりします。

カラオケのイベントがあったりもするのですが日本みたいに個室で歌うわけではなくクラブのステージの上で歌うことになります。

全然テンションが違うので少し近づきがたい感じがあります。

そういうのが好きな人はいいと思うのですが、自分は結局最後まであまり馴染めませんでした。

以上の3つの理由でなかなか英語を話す機会というのが生まれにくくなっています。

それでも私が外国人の友達に恵まれ英語を話す機会を得ることができたかというとそれは現地の環境が大きかったと思います。

海外の人と話すための対策3選【環境を整える】

英語を話す機会がとれたのは以下の3つの理由が挙げられます。

①寮生活

1つ目は寮での生活です。

寮で何十人から何百人という学生が同じ建物内に住んでいます。トイレやシャワーが共同だったり、ワンフロアに1つか2つしかキッチンがないため必然的にそこが交流の場所になります。

例えば、キッチンで料理をしていると、いろんな機会があります。日本の料理は人気なのでお寿司を振る舞ったりすることで周りの人と会話を産むことができました。

③ルームメイト

2つ目はルームメイトがいたことです。

強制的にコミニケーションとらなきゃいけないので、話す機会が一気に増えます。

正直言ってルームメートには生活習慣が合わなくて対立する場面なども多いです。僕の場合はルームメイトの使用済みのデンタルフロスが床に落ちていることが多かったので、それがストレスでした。

それでも毎日英語でコミニケーションをとる機会にはなったので①寮生活、そして②ルームメイトの存在というのは英語を話すきっかけとして非常に重要な環境だと思います。

さらに3つ目は大学側が留学生向けに開催してくれるイベントに参加することです。

留学生向けのイベントに参加

学期はじめの頃は非常にたくさんの留学生向けイベントが開催されていました。

例えばインターナショナルフェアでは留学生たちが各自の国の料理を振る舞うと言うようなイベントで日本人同士でも交流ができましたし、他の国の人とも料理を通じて交流することができました。

他にもクイズ大会や、カラオケナイトなど本当にたくさんのイベントがあります。パーティなどではお酒が入って話しやすい雰囲気になるのもポイントです。興味がないものでも、何度か顔を出しているうちに、なんとなく顔見知りが増えていきます。

最低限の英語の勉強は必要です

また、英語を全く勉強しないで留学に行くと、いきなり難易度が高くて挫折してしまう可能性があります。英語は一朝一夕では身につきません。単語力やリスニング力など様々な力が英会話には必要になります。

なので英語は最低限勉強する必要があります。以下の記事に留学前におすすめな勉強法をまとめたので参考にしてみてください。

仮にもう時間がない!何をやっとけばいいの?という人向けには、1ヶ月でできる最低限の英語の勉強法もまとめてありますので、そちらも参考にしてください。

まとめ

留学では海外の人と毎日話すので必然的に英語力は伸びます。しかし、日本人ばかりと交流したり、外国人と話さなかったりすると全くと言っていいほど英語は伸びないと思います。

なので、現地のイベントに参加したり、寮生活やホームステイなど強制的に交流する場を設けることで最初は怖くても、だんだんと話せるようになっていきます。そしてそういった積み重ねの上で、英語が上達するのです。

今回の記事を参考にして、有意義な留学生活を送ってくだされば幸いです。